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● 6月30日（月） 　

『LANZAROTE DAY10』

いよいよ出発の朝を迎えました。
昨日、フェルテに立ち寄ったヒロから電話がありました。
3.0㎡ぐらい吹いていたそうです。そんなに吹くのは珍しいとか。
ランザローテは昨日も吹きませんでした。お昼過にはかなり強い北風になったのですが
結局上がりきらずでした。僕は町を2時間ほど歩き回りました。
地図上にゴルフ場を発見したので歩いて行ってみようと思ったのですが、
あまりにも遠過ぎて、途中で断念して帰ってきちゃいました。
後でネットで調べたら、料金もリーズナブルなようです。此処はゴルフもできますね(笑)

夜はEURO2008(サッカー)の決勝戦・スペインvsドイツ戦があったので
近くのスポーツバーに行って、現地やツーリストの人達と一緒に地元スペインを
応援しました。僕は別にどこのチームが贔屓ってワケではないのですが地元なので。
試合は終始、地元スペインがドイツを圧倒し、1対0で快勝しました。
試合終了後はフォーンを鳴らす車や花火が打ち上がったりしていました。実に熱狂的です。

さて、今日のお昼にホテルをチェックアウトして、15時35分のバルセロナ行きの
国内線に乗ります。約3時間でバルセロナに到着。1時間の乗り継ぎでパリの
シャルルドゴール空港に。パリへは約2時間。また乗り継ぎ1時間で成田に向かいます。
合計で約19時間の空の旅です。いやぁ長いですね。
夜だから空港のお店も閉まってそうだし。けど、いろいろ探索してみますね。
それでは皆さん日本でお会いしましょう。

● 6月29日（日） 　

『LANZAROTE DAY9』

いよいよ帰国に向け、明日の午後にランザローテを出発します。
長いようで早い約10日間の滞在でした。
当初、ランザローテ行きは非常に悩みました。高い航空券、
NEWモデル発売時期など忙しいということ。
しかし、自らこの地をを訪れることによって学んだことは数え切れません。
やはり、現地の生の声・感じた空気はここに訪れない限り、
人には伝わらないものだと思います。
ヒロや名越純子さんには大変感謝しています。
彼らがワールドカップに参加することによって僕は此処に来れたのですから。
ヒロはもちろんのこと、名越純子さんを僕はいちファンとして今後の活躍を
遠い日本から応援したいと思います。
日本人の選手がワールドカップで活躍している。素晴らしいことですよね。
帰国したら彼女らの活躍を日本の皆さんに少しでも伝えたいと思います。

ヒロと名越純子さんは今日の朝、次なる戦いの地(ポソ・グランカナリー)に
フェルテ経由のフェリーで向かって行きました。車は見ての通り、ぱんぱんです。

● 6月28日（土） 　

『LANZAROTE DAY8』

最終日、風は残念ながら吹きませんでした。
ここまで毎日吹いてきただけでも十分だったと思います。

大会の結果は一昨日までのダブル2ラウンドが採用され、優勝はゴリート、
2位にキリ、3位にリカルドという結果になりました。ヒロは18位タイです。
ヒロは2つの勝利を収めることができましたが、多くの課題も見つかったと思います。
レディースは優勝はサラ、2位にローラ、3位にダイダ・モレノでした。
名越純子さんは残念ながら4位。残念、もう1日あれば、、、

夕方、風が無かったので島のノースに観光に出かけました。
ランザローテはカナリア諸島の最北端に位置する島です。
火山の噴火によってできた島は数多くのクレーターを残しており、
今なお、地球の創世記のような景色が拡がっています。
最北端のORZOLAという田舎町は滞在するリゾート地・COSTA TEGUISEとは違い
素朴な町並みでした。素朴感がとても心地良かったです。
約2時間半程のドライブで島の約3分の1を回ってきました。
水平線を見るとアフリカ・サハラ砂漠からの砂煙が黄色く上がっているのが
わかりました。日本の黄砂のようでもありました。
大西洋の真ん中にいるんだなぁという実感が沸いてきました。
コロンブスも訪れたというこの島に僕はいます。

さて、ランザローテ滞在も残り僅かになってきました。
ヒロと名越純子さんは明日の朝にフェルテ経由でグランカナリーに向かいます。
僕は30日の便なのでここにもう1泊します。明日、1日は独りで今後のことを
ゆっくりと考えるとします。留守中に日本で仕事を頑張ってくれているスタッフの
為にも頭の中を整理して、帰ってからの仕事に専念できるようにしたいと思います。

● 6月27日（金） 　

『LANZAROTE DAY7』

オラぁ♪

今日は第3ラウンドのウイナーズが行われました。
今日は簡単に結果をご報告します。

ヒロは1回戦でポーランドのヤコブと戦い、僅差で敗れました。惜しくもベスト16入りならず。
上位の結果は1位にゴリート、2位にキリ、3位にリカルド、4位にタティ・フランスでした。
前日3位のノーマンはべスト8で敗れ、ブラウジーニョも同じくベスト8止まりでした。
レディースではサラが1位に、2位にダイダ・モレノという順位です。
明日は最終日でルーザースが行われる予定ですが、アフリカからの風(気温が上昇)の
影響次第では風が止まってしまうかもしれません。微妙は状況です。

今日まででMiniDVのテープを6本撮りました。合計6時間。ランザローテ完全版ができます。帰ってからの編集が楽しみです。

今日はPWAが用意しているランチが直ぐに無くなってしまったので
近くのモールのイタリアンのお店に行きました。写真は僕が頼んだカルボナーラです。
このお店、いつも空いていますが凄く美味しいです。ピッツァも絶品！
しかし、食べた直後に名越純子さんの道具を借りて海に出たら、コマセが出そうでした(笑)
写真右はホテルでのブレックファストです。ビュッフェスタイルなので好きなものを
毎日いろいろ考えながらチョイスしています。最高です。

● 6月26日（木） 　

『LANZAROTE DAY6』

今日は第2ラウンドのルーザースが行われました。
ヒロは下位ラウンドでスペインの選手に勝ちましたが、1回戦でクインシー・オフリンガー(
レディースチャンプ、サラキタ・オフリンガーのお兄ちゃん＝アルーバ)に
惜しくも敗れました。前半は完全に彼の持っている力を発揮し、
戦いをリードしていましたが、後半ミスが出たところで逆転を許しました。
残念ながら第2ラウンドもベスト16ならず！でした。
PWAのルールは過酷です。ヒート時間7分(この日は。昨日までは6分)の間に
アウト・イン、4回ずつの成功した演技が得点に採用されます。
失敗は2回ずつ(アウト・イン)まで。要するに最大で6回しか得点の対象となる演技はできません。
7回目以降は得点にはならず。早い選手だと最初の2～3分で演技は終了です。
でも、簡単な技でまとめにいっても決して勝てる相手達ではありません。
特にベスト16以降、さらにベスト8以降はファネル、クロ、バーナー、コノあたりは
普通に決めてきます。しかも更に上位はディアブロ入り。
シャカは誰もができる技になっています。上位はシャカフラカが当たり前のような状態。
厳しいですね。さすがに世界のトップです。
ここで対等に戦って行く為にはどんな練習が必要か。どんな体作りが必要か
考えさせられました。やはり、ウインドには確かなコーチ
(もしくはお互いに切磋琢磨できるライバル)が必要だと思いました。

ルーザースファイナルにはタティ・フランスとリカルド・カンペーロが残りました。
超接戦ながらもリカルドが勝ち上がり、ウイナーズ4位のアンドレと対戦しました。
こちらも超接戦すぎてどちらが勝ったかはアナウンスを聞くまでわかりませんでした。
結果、リカルドの勝ち上がり。続いて3位につけているノーマンとリカルド。
ここではノーマンがヨーロッパ勢の意地を賭けて戦い、見事に勝利。
南米勢の一角に食い込みました。今日の表彰台に上りました。
白人でもできるってことが証明され、僕らには自信がもてる結果になりました。
さすがのノーマンも次のキリ戦で力尽き、キリとゴリートが決勝へ。
共に互角の戦いで判定は小差に。技のキレ・速さ・スムーズさではキリ。
豪快さではゴリートといった感じでしたが、判定はゴリートに。
キリは惜しくもグランドファイナルならずでゴリートの1位が決定しました。
現行のルールでは技の大きさも採点基準になります。以前のルールでは断然キリの方が
僕の目には勝っているように思いました。しかし、奴等は文句の一つも言いません。
実にカッコいいです。スポーツマンです。

レディースでは名越純子選手が4位に食い込みました。
ルーザースでのリベンジをイバヤ・モレノに果たし、見事ベスト4入り。
明日の最終ラウンドに期待です。優勝はこの日もサラ、2位にはローラ、3位にダイダ・モレノでした。

● 6月25日（水） 　

『LANZAROTE DAY5』

今日はちょっと遅めの午後1時にスキッパーズミーティングが開始された。
若干、風が弱く4.7㎡では少し足りないくらいだった。
前日まであった波は無くなり、アウトでたまーに腰ぐらいのサイズが割れる感じ。
それでもトップランカー達は平水面バックループ＆プッシュループを決めてきます。
しかも完璧にね。ウインドはどれだけセイルに乗れるかの基本がここにあります。
いいイメージで早く僕も乗りたいです。日本に帰ったらさっそく真似してみます(笑)

今日のヒロはウイナーズ1回戦でまたしてもドイツのアンドレと当たりました。
だいぶ慣れてきたようでいい戦いをしていました。だが完敗。あとは大技系が欲しい！
アンドレはそのまま快進撃し、クォーターファイナルで昨日1位になったブラジルの
ブラウジーニョに勝ちました。セミファイナルにはアンドレ、パットラブライダーの
同じくドイツのノーマン、ベネズエラのゴリート、ボネールのキリが残りました。
決勝はゴリートとキリ。ゴリートがミスが多いながらもキリを圧倒し
第2ラウンドのウイナーズ1位に輝きました。明日はルーザースが行われます。3位はノーマン。
ヒロはまたしても下位ラウンド(1回戦の下)からのスタートです。
ルーキーには当然のように厳しい組み合わせになっています。
ここから這い上がってもらいたいです。期待します。

やっとネットが繋がるカフェを見つけました。
PWAの選手達もここに勢ぞろいしていました。日記の写真、メールの返事を
少しずつしていきます。遅くなってすみません。※あまり一気にはできないけどね

● 6月24日（火） 　

『LANZAROTE DAY4』

今日はルーザースが行われました。
ヒロは第1ヒートで登場。ブラジルのシルビア選手に僅差ながら勝利しました。
続けて2回戦目は直ぐに第2ヒートでした。ルーザースはシビアです、
終わったら直ぐにヒートが回ってきます。ここでは第1ヒートの流れを修正できず
ヒロ本来の力からすると50％ぐらいの出来でした。厳しいことを言うようですが。
ヒート中の修正も日本の大会では出来ていたかのように思いますが、
さすが世界のレベルになると緊張や焦りが出るのでしょうか？
さらに今日は波がありました。アウトではロゴハイくらいのウネリが割れていました。
風はクロスオフで4.5㎡～4.7㎡。フラットの時よりも波の間は面がきれいで
ヒロは今日の方がやり易いと言っていました。
ルーザースも進み、6位にはドイツのノーマンが。5位にはボネールの親善大使トンキーが。
4位にキリ、3位には前日よりもひとつ順位を落としてリカルドが、
2位にゴリート、第1ラウンドの1位にはブラウジーニョとなりました。
僕的には3位になったリカルドが征すと思ったのですが
インサイドの技が1本足らなかったようです。ダブルフォワード、プッシュなど
ジャンプ系の技を交えてのヒート、凄かったです。圧巻！
この後の巻き返しに期待です。やっぱ、リカルドは凄い！
スピード、技のキレ、ダイナミックさ、全てが兼ね備わっているように感じます。

少しずつPWAの選手達に僕の顔も憶えられてきたようです(笑)
もう少し、英語が堪能だったらもっといろいろ聞きたいことがあるのに…。
僕なりの課題ですね。帰ったら勉強します。みんなイイ奴等ですね。カッコいいです。

明日は第2ラウンドが行われる予定です。ウイナーズを1日かけて、ルーザースを1日と。
合計3ラウンドが行われる予定です。勝利の行方はまだわかりません。

● 6月23日（月） 　

『LANZAROTE DAY3』

午後3時からヒートが始まりました。
ヒロは一回戦でドイツのG2アンドレと対戦。アンドレは以前パットラブのライダーでした。
今ではすっかりPWAのトップランカーになって、風格も現れてきています。
ヒロはもち技を駆使し善戦はするものの力で完全に押し切られました。完敗です。
ベスト8にはそうそうたる面子が名を連ねました。
そして、ベスト8以上は次元の違いを感じました。かなりヤバイです。
結局、今日はシングルのウイナーズが行われ、1位はブラウジーニョ、2位にリカルド、
3位にゴリート、4位にキリという順位になりました。
今年、大幅にルールが変更されたフリースタイル。
難易度に加え、ダイナミックさを要求され、非常に観ていてわかりやすく楽しいです。
正直言って、ヨーロッパに来て日本ではわからなかったことがたくさんあります。
一緒にシェアしてくれている名越純子さんにも感謝です。

ヒロはヒートの終了後、黙々と練習を重ねていました。
今の自分に何が足りないか思い知らされたようです。シャカ、ゴイター系etc
この辺が彼の今後の課題になってきます。このヨーロッパ遠征の間に何かを掴めるでしょう。

写真右端はエグゾセのライダー、オーストリアのロッシ。フリスタ上手いです。
PWAのトップランカー、いろいろ話を聞くことができました。

● 6月22日（日） 　

『LANZAROTE DAY2』

昨晩はゆっくり寝れました。俺もヒロも爆睡。
朝は遅めで7時半に起床。ホテルの朝食はビュッフェ形式です。食材、充実してます(嬉)
朝食後はバルコニーで陽を浴びながら少し仕事をしました。
早めのお昼を食べて(今日もイタリアン！旨い！)、海に向かったが潮が引いててイマイチ。
ちなみにヒロの道具は午前中にホテルに到着しました。ヨカッター。
午後になると徐々に風も上がってきて、会場のテンションもアッッップ。
ワールドカッパー達も徐々に海に出始めました。今日も激しい！
負けじと日本のチャンプのヒロも海に出ました。が、かなりチョッピーな海面で
梃子摺ってました。やはり、やつらトップの選手は半端じゃないっすね。
上位6～7人くらいはかなりキテます。
キリ、ゴリート、トンキー、リカルド、タティ、ブラウニージョetc
写真、ビデオ、今日も撮りまくりました。順にアップしていきます。
明日はいよいよ大会がスタートします。本当に観に来てヨカッタです。
この興奮はお金では買えません。いい財産になりそうです。
ウインドってホント楽しいね。

● 6月21日（土） 　

『マドリード to ランザローテ』

昨晩はマドリードのホテルで一泊しました。
実は成田で預けた荷物はマドリードには届きませんでした。
今日の朝にマドリードに届くという話だったのですが、まだ届いていません。
とりあえず僕らは午前9時40分のランザローテ行きのフライトに乗りました。
あとは現地のホテルまで届けてもらうように電話で交渉します。
明後日からワールドカップが始まる、その為の荷物とは伝えてありますが、、、
何とか今日中に届けばいいのですが、、、あまり当てにはなりません。

マドリードのホテルは快適でした。日本のビジネスホテルと同じ位の料金でしたし
朝のブレックファストもまぁまぁでした。ネットも繋がったし。
情熱の国らしく、熱い人が多いですね。ホテルの無料送迎のバスも
レーサーさながらでした。以前にトルコに行った時も、
イタリア南部(ローマ、フィレンツェ)も凄い運転でしたね。
初めてのヨーロッパで一人で来て、一人でレンタカーを借りて
運転したんですが良く生きて帰って来れたなぁと今でも自分で関心します。
若かったんですね。恐れるものがなかったというか、無謀だったというか。
ヒロも今はそんな感じです。それが無くては世界には通用しないと思いますが。
とにかく無事にランザローテまで送ってこれることができて内心ホッとしています。
それにしても聞いていたとおり、物価は非常に高いですね。
ペットボトルの水が1本350円はします。ガソリンも1Lで200円は超えています。
スペイン語は全くわかりません。英語が通じなかったら手も足もでません。
旅慣れた経験だけで何とかなっています。

LAZAROTEの空港(ACE)には名越純子さんが迎えに来てくれました。
これから約1ヶ月半もの間、ヒロのお世話をしてくれます。
現役のワールドカップかつトップランカーの彼女。これほど頼れる人はいないでしょう。
現地に着いてホテルにチェックイン。安くて綺麗なホテルです。まさにリゾート。
昼食を取り、さっそくビーチに。凄いです。空いた口が塞がらないほど、、、
世界最先端の技を3時間ほどビデオに撮り、写真に収めました。
きっと、撮ったビデオだけで1本のDVDを作成できそうです。売れるよ、これ(笑)
ヒロは残念ながら、まだ荷物が届かないので見学です。横でぎゃーぎゃー言ってました。
早く一緒に乗りたいようです。きっと楽しみでしょうがないんでしょう。
風は毎日がっちり吹くようです。ちなみに今日はほとんどの選手が4.7㎡を使ってました。
若干チョッピーながら、ほぼフラットです。ただ今後、風が上がると風波が入ってくるようです。
気温も最高！水は真っ青。建物は白く、食べ物も美味しいです。此処は楽園ですね。
夜は9時くらいまで明るいです。明日に備え、早く寝ます。

● 6月20日（金） 　

『飛行機の中で』

無事に成田を飛び立って、パリに向かっています。
パリまであと5時間ぐらいでしょうか。今はロシアの上空を飛んでいます。
2人ともここのところの睡眠不足すっかり爆睡しました。
成田では荷物のことですったもんだありました。オーバーチャージに関しては
凄く安くスムーズに通りました。なんと13500円でランザローテまで行けます。
2人とも荷物を最小限にしてきましたから、、、問題はマドリードでの乗り継ぎです。
今晩はマドリードで一泊になります。当初、エールフランスさんと話し合って
荷物はランザローテ(ACE)までスルーにして頂けるとのことでしたが
やはりマドリードで出さなくてはならず、ホテルまで自分らで運ぶことになるかも
しれません。マドリードに着いたら荷物を預かってくれるサービスを探してみます。
最悪の時はホテルまでの2kmぐらいの道のりを2人でボードケースを持って歩きます(笑)
吉田洋海、世界の舞台への第一章の始まりです。

ネット環境が思ったよりも悪く、写真は後でアップします。

● 6月19日（木） 　

『壮行会in TOKYO』

何とか御前崎を出発して東京にやってきました。
相変わらずのドタバタ劇は今回は俺じゃなくてヒロでした。
さすがにこの先1ヶ月半程の滞在になるワケでかなりテンパってました。
俺はというと超必要最低限の荷物しか持って来なかったのでかなりコンパクトです。
1泊2日ぐらいのノリです。ロンＴしか持ってないけど・・・大丈夫かしら？
東京に着き、実家に車を置いて、壮行会が行われる岩本町に向かいました。
ちょっと遅れてしまって、皆さんにご迷惑をかけてしまいました。すみませんです。

ヒロと初めて会ってから約3年が経とうとしています。彼はまだ高校生でした。
思えば、この3年が長かったような、早かったような。
僕ができなかったことを彼は今、これから成し遂げようとしています。
僕が願っていたことが今現実になろうとしています。

今日もヒロは皆さんの温かい見送りを受けました。
彼が世界最高峰の舞台でどれだけ通じるかは全くの未知数です。
でも必ず何かを掴み、何かを見つけてきてくれると思っています。
これだけの多くの皆さんの応援を必ず力に変えてくれる選手だと信じています。
いよいよ明日からスペインに行ってきます。

● 6月18日（水） 　

『宴を終えて、、、』

昨晩のカラオケでのヒロの爆睡姿♪

帰りの駅弁は味噌カツ♪＋コーク。うまっ！

● 6月17日（火） 　

『福岡にて壮行会』

午前中に仕事を終え、僕とヒロは九州・福岡に向かいました。
午後2時40分の掛川発に乗り、名古屋でのぞみに乗り換え、7時13分に博多に着いた。
やはり、新幹線は快適です。ヒロはちょっとハシャイでましたね。

福岡駅に到着すると岩本翔が駅まで迎えに来てくれました。
まずはホテルにチェックインして、会場となる“餃子とモツ鍋”のお店に。
ビックリしたのは集まってくださった人の多いこと。
ショップという垣根を越えて、総勢30名以上の方が集まってくださいました。
平日だってのに。急遽だったのに。
これも幹事を務めてくださった水崎さんと少年のお陰です。本当にありがとうございます。
1次会が終わり、2次会では今回のワールドカップに向けてのヒロのスピーチもありました。
しっかり、自分の考えを述べてましたよ。さすが、今時の子ですね。動じません。
2次会に続き、3次会も行われました。ヒロは2次会の途中でダウン。主役なのに、、、
最後は10人程度で朝5時までカラオケでした。九州人、パワー全開ですよ(笑)
暖かくもあり、熱い気持ちの支援してくださる方達に囲まれ、ヒロは幸せそうでしたね。
もちろん、僕も幸せでした。今日も熱い一日が終わろうとしています。
空は明るく、鳥がチュンチュン鳴いてます(笑)

● 6月16日（月） 　

『こだわり』

昨日の静岡新聞、日曜版に掲載されたヒロの写真。
あらためて見たけどデケぇな。悔しいけど、こんなにデカく載ったことはねぇ。
実はこの写真を撮るには結構苦労した。
初日に撮った時は波がデカく、風も弱くてジャンプするには結構難しかった。
ジャンプにしようと言い出したのは石原。どうせ撮るなら一般の人にインパクトが
あるものをって。しかし、その日の写真を見た俺と石原に完全にダメ出しされた。
「取り直し！」って。そして翌週、再撮影の結果撮れた写真がこれだ。
プロであれば、どんな小さなことでも“こだわり”は必要だと俺は思う。

● 6月15日（日） 　

『昨日に引き続き』

今日も橋本ヒロくん＆マコくんと一緒に乗ったよ。
朝は大田浜で北東ライドができたらしい。さすがに俺は朝早く起きれなかった。

午後から予想通り、南東風が上がってきた。
仕事を終わらせてロングに向かった。午後3時からヒロ＆マコと一緒にウインドした。
CROSS FIRE5.9㎡で乗ったけど、たま～に猛パンピングしてプレーニングした。
いいパンピングの練習になった。ウインドに使う筋肉はウインドで養える。

夜には橋本ファミリーと吉田ヒロと俺らでミニ壮行会を開いた。
僕が初めてワールドカップに出たのは26歳の時。誰も僕の存在は知らなかった。
もちろん、アマチュアだったし。※場所はハワイ・オアフ島のダイアモンドヘッド
僕の壮行会はショップの店長と2人で、江ノ島のトニーローマに連れて行ってもらって
ステーキをご馳走になった。それだけだった。でも、一生その時の恩は忘れない。
吉田ヒロは凄くツイていると思う。もちろん、彼の持つ強い運(実力)もあるだろう。
この運をどう活かすのか。あとは彼の努力次第だろう。
昨日の富沢くんとちょうど同じ時期に世界の大舞台に旅立つ。
富沢くんと初めて会ったのは彼が中学生の時だった。大きくなったなぁ。
ヒロも初めて会った3年前とは見違えるほど大人になり逞しくなった。夢追いかけて。

● 6月14日（土） 　

『今日も』

吹いたよ。
午前中はちょっと弱かったけど、午後は少し上がった感じらしい、、、
俺は午後2時に御前崎を出発して、横浜での北京オリンピックの壮行会
(ウインドとヨットの選手)に出席した。朝、早起きして昼までだったけど乗れて良かった。
壮行会は盛り上がった。100名を超える彼らの応援者達が集まった。
NWAを代表して石原会長が挨拶に立った。彼らしい真っ直ぐなスピーチだった。
終わって直ぐに御前崎に戻ってきた。忙しくて長い一日だった。

● 6月13日（金） 　

『13日の金曜日』

何も起こらなかったけど、、、

風吹いたよ。俺が海に入ったのは午後5時前から。
スパフリ5.3㎡＋エグゾセ・クロス94Lで。さすがに今日はボードがデカかった。
風は5.0㎡＋SMALLボードでも十分なくらい吹いていた。
でも、岩本智子さんが写真を撮ってくれるとのことだったので
ジャンプをちょっと頑張っちゃった。さすがに94Lのジャンプは着地が怖い。
凄い反発だから。でも、このエグゾセ、踵部分にクッションが入っているから
衝撃は相当カバーしてくれる。ヘルニアもちの俺にはかなりのプラス効果だ。
今はボードがこれ(CROSS94L)しか無い。それでも結構ウインドできてる。
時間帯と場所さえ選べば、1本のボードでもウインドできるんだね。
※ちなみに今日は純正のフィン使用。
セイルのセッティングはしっかりダウンを引いている。スパフリはダウンが弱いと
前にもっていかれるよ。セイルが重いと感じたらダウンテンション不足だね。
波も胸～肩くらいあった。いい練習になった。明日も吹くかなぁー。
明日は午後からは横浜に行く。ヨット協会が主催する北京オリンピックの壮行会に出席。
ウインド頑張ってもらいたいなぁー。みんなで応援しよう！

● 6月12日（木） 　

『ライダーのセイル』

MOVE所属のHOTライダー・橋本兄弟(ヒロシ＆マコト)のセイルが出来上がってきた。
SUPER FREAK3.7㎡と4.5㎡。今回は彼らが自分達でデザインを考えた。
実は彼らは以前からライダーとして雑誌の紙面とかに出てきていたが、

実際には道具の提供は行っていなかった。
若手を育てるのはいつも非常に悩む。

あまり早い段階で道具などの提供を行うことによって、その子のためになるのだろうか。
いつも答えは出ない。でも、今はそんな時代でも無いような気がする。
一流のスポーツ選手を育てるにはそれなりの環境が必要だと思う。
もし、その道で生きていく気持ちがあるのなら。賭けてみたい気持ちがあるのなら。
少しでも早い段階で手を差し伸べてあげなくてはいけないのではないだろうか。
もちろん、ライダーという名前を使わせてもらっている以上はそれなりのことを
してあげるのが当たりまえだとも思うし。
エンドユーザーの方々がいて、道具を買ってくれることによって
会社が運営でき、その中の広告費としてライダー達に還元し、
ライダーはウインドに集中できる。できればアルバイトなんかしなくてもいい環境で。
ライダー達は自分の技術を磨くと共に、一般のユーザーさんに技術やセッティングなどの
情報を提供する。お客さまあっての自分。忘れたくないね。
ちょっと重い話になっちゃったけど、彼らがライダーであると共に
一人の人間として成長してくれることを望みます。ちょっと偉そうな話ですみません！

● 6月11日（水） 　

『静岡新聞日曜版』

先日、静岡新聞の取材＆撮影を受けた、吉田洋海選手が今週末(15日)発売の
静岡新聞日曜版にでっかく掲載されます。本当は22日の発売予定でしたが
20日にスペインに出発することになったので、急遽15日の紙面に載る事になりました。
皆さん、是非見てあげてください。僕も買いだめします(笑)

● 6月10日（火） 　

『西海岸』

この写真、どこだと思います？ハワイ？

実はカリフォルニアです。カリフォルニア在住の僕の友達(っていうかみんなの友達)
の金牧さんが送って来てくれた写真だ。金牧さんも2008FIREを使ってくれているんだけど
写真もHOTのスパフリセイラーがふたり。スパフリならどんなにデカイ波にいっても
OKだね。耐久性抜群だから。俺も5.9㎡の2009モデル・スパフリを注文しちゃった。
あのチェック柄で。少しデザインは変えたけどね。出来上がるのが楽しみだー。

カリフォルニア、行ってみたいな。今年の秋にって話もあるけど、、、
行けるかな。頑張って仕事して実現させたいな。いい波だなぁー。
その代わり、水はちょー冷たいらしいっすよ。波イイからいいっか。行きてぇ！

● 6月9日（月） 　

『雑誌で1位に選ばれた写真』

ドイツの雑誌のフォトコンテストで1位に選ばれた写真だ。
「ここでプッシュ!?」って感じ。完璧にメイクできる自信がないとできないね。拍手！

ポートサイドのジャンプ、フォワードなら目を瞑っててもできるけど(当たり前か･･･)
バックループはイマイチ形にならない。石原番長はメイクしてたなぁー。
今年はもしかしたらポートサイドの大会が行われかもしれないとのこと。
最近、結構みんな練習してるよね。俺も練習しなくちゃな。伊豆でも行くかっ！

● 6月8日（日） 　

『結局』

今日は吹かなかった。
ちょっと体も休まった。夜になって少し南西が吹いていた。遅いよ！

夜には映画を観に出掛けた。
三谷さんの最新作「ザ・マジックアワー」。凄い面白かったです。
笑いっ放しで顎が疲れましたー(笑)
佐藤浩市さんの演技もさすがですね。プロを感じました。
笑える映画が観たい方にはオススメです。

● 6月7日（土） 　

『今日も』

静波で少し乗れたよ。
俺が静波に着いたのは午後4時ごろ。既に少し落ちてきていた。
もうちょっと前は5.3㎡でびんびんに走っていたらしい。
もう少し早く仕事が終われば、、、残念。
人は多かったね。50人くらいはいたのかな。波は膝くらい。
波に乗れば走ったけど、、、いい運動になったぐらいかな。
とりあえず、怪しそうな予報だったけど吹いて良かったです。
結構、遠くから遠征してきてる人が多かったからね。
明日は雨模様の御前崎。もしかしたら午前中は北東系で夕方は西風で乗れる？
まぁ、あまり期待しないで待つとします。皆さん、良い週末を。
昨日の午前中にロングで乗った時の写真を智子さんが撮ってくれたよ。嬉しいぃー！

● 6月6日（金） 　

『ロングのち静波』

今日は朝からそよそよと西風が。午前10時を過ぎるとさらに強くなった。
さっそく、ロングビーチに。既に数名がライディングしていた。
今日もCROSS94Lで出艇。セイルは今日もCROSS FIRE5.6㎡。
ちょっとオーバーな時間帯もあったけど、いいジャンプの練習になった。
バックループ、ちょっといい感じだった。とにかく今はもっと確立を上げたいな。
午後1時過ぎになると、風がさらにオンショアに振れて落ちてきた。海から上がる。
既にこの時点で相当疲れていたけど、駐車場にいたお客さん達と静波に行くことにした。
ちょっと賭けだったけど静波は吹いていた。波も腰～腹サイズあって
ダウンザライン→エアーコンディションだった。ここでも94Lで乗ったけど
さすがにちょっと大きかった。風も5.6㎡ではちょっときつかったよ。
結局、夕方5時まで乗った。今日は夕方になっても風が落ちなかった。
明日も南西系で乗れそうだね。天気も良さそうだし、バッチリ吹くでしょ。
俺も午後から静波狙いで海に行く予定です。

● 6月5日（木） 　

『東北東』

今日もちょろっとロングでポートライディングできた。
今日はFINを変えてみた。THEブルーの佐藤さんに電話してマウイフィンをGET。
いろいろ、マウイフィンについて教えてくれた。一見、怖そうだが実は優しい(笑)
GETしたのはプリチャードモデルのK-ONEの23センチ。ちょっと大き目のにしてみた。
さすがに走りは純正の方が走り出し、トップスピードにおいて速かった。
でも、ボトムターン＆トップターンにおいては明らかにキレが増していた。
風は弱く、風向きがオフっぽかった為にインサイドは非常にガスティだったが
いい動きをみせてくれた。ちなみにセイルは5.6㎡CROSS FIRE。
ボードは昨日に引き続き、EXOCET“CROSS”94L。
明日は西系で乗れそう。待望のスタボーライドだね。明日もテストします。

● 6月4日（水） 　

『何だか…』

吹いた。東で。

しかも普段は夕方になると落ちてくるのに、今日は日が暮れるまでもった。
波は一番デカイ時間帯でセットで頭くらい。シフティだったけど十分に遊べた。
楽しくて、夕方までぶっ通しで3時間くらい乗った。
5時過ぎて、疲れたから上がろうかなぁーと思ったら、石原や駒井が出てきて
ばんばんジャンプしてるから、ついついツラれて乗っちまった。
セイルはスパフリ5.3㎡、ボードはエグゾセ“CROSS”94L。
このボードがマルチなボードで、速くて、乗りやすくて、十分に波に乗れる。
一般のセイラーの方が求めているボードがまさにこれって感じ。
足の踵部はクッション(DDSA機能)になっていて、ジャンプやチョッピーな海面での
プレーニング時も非常に柔らかい乗りゴゴチ。長時間乗っていても疲れないし、
ジャンプの着地の時にも膝などに優しい。俺は大好き。
あとはサブにウェーブ系のフィンを付ければ、平水面時は純正フィンを、
波のある場所でのライトウインドウェーブコンディションにはウェーブフィンを
チョイスすれば完璧かな。是非、見掛けたら声掛けてくださーい。試乗OKです。

● 6月3日（火） 　

『HIRO'S New Sponsor』

HOTライダーの吉田洋海に新しいスポンサーが決まりました。
な、なんとあのアパレルブランド“STUSSY”です。

【About STUSSY】HISTORY 1980～2008

1980年、ショーン・ステューシーは南カリフォルニアにてサーフボードとアパレルのレーベルを立ち上げた。それがステューシーの始まりである。斬新なフォルムのボードに独創的なアートワークをデザインしたステューシーは、そのグラフィックをＴシャツにプリントすることでアパレルをスタート。サーフカルチャーから生まれたブランドにもかかわらず、80年代半ばにはニューヨーク及びロンドンのDJやミュージシャンたちの間で話題となり、徐々にローカルからグローバルへ、ビーチからストリートへ進出したステューシーはリアルクローズという概念を構築する。その後，ニューヨークにフラッグシップストアをオープンしたのが1990年。さらに東京・自由が丘に海外初のチャプトをオープン、年末には「STUSSY WORLD TRIBE」を開催。ステューシーを媒介とし世界各都市のクリエイターが一同に会したパーティーは、90年代以降の世界戦略を担うサテライトの結束を促した誠にエポックメイキングな出来事であった。こうして世界標準規模のプロダクションと各都市企画のリミテッドエディションに加え、アーティスト個人をフィーチャーした「CUSTOMADE」が2001年よりスタート。いよいよ名実共に世界で最も著名なリアルクローズのレーベルへと成長を遂げたステューシーは、グラフィックアーティストの個展やミュージシャンのライブツアーサポートに積極的に取り組むことでリーディングブランドとしての責任を担う。そして2005年、25周年のシルバーアニバーサリーを迎え、2001年以降復活していた「STUSSY WORLD TRIBE」をロンドン、ロサンゼルス、東京で盛大に開催したステューシー。それまでの四半世紀に感謝し、また新たな四半世紀先を目指して更なる飛躍を誓った。2006年には名作グラフィックをもとに世界各地のアーティストが参画したスペシャルプロジェクト「WORLD TOUR 2006」を世界規模で開催し話題を呼ぶ。その後も洗練されたパターンとシンプルなデザインで大人に人気の「DELUXE」ラインを立ち上げるなど躍進を続け今日に至る。

● 6月2日（月） 　

『ディストリビューター・ミーティング』

モロッコでのHOTのディストリビューター・ミーティングが始まった模様。

大西洋を望む、モロッコ・EssaouiraのSidi Kaouki“HOT”セイリングセンターで
ミーティングは行われた。風もスタボーサイドの風に恵まれ、
波も腰～胸と絶好のコンディション下で2009モデルのNEWセイルのテストが行われた。
残念ながら僕は行くことはできなかった。来年は行けるように努力したい。

マウイからは代理店用の2009モデルの資料が事務所に昨日届いた。
できるだけ早く、皆さんにもこの情報を伝えるようにしたい。
確実に完成度は上がっている。今年は更なる飛躍ができそうな気配だ。

● 6月1日（日） 　

『館山GOLF②』

今日は快晴でした。風も弱く短パンゴルフでした。
それよりも、、、この風景、日本じゃないみたいでしょ？
奥に見えるのは平砂浦です。波も入ってましたよ。台風のウネリが。
サーファーも多かったなぁ。エメラルドグリーンの海は気持ち良さそうでした。
もちろん、ゴルフのコースの方も超快適。今回は2日間ともカートを使わず
歩きで回った。いいトレーニングにもなりましたよ。
今日のスコアは昨日よりは良かったものの、まだまだって感じでした。
でも、本当に楽しかったですよ。また行きたいです。

帰りは金谷からフェリーで久里浜へ。平砂浦から金谷までは約30分、
久里浜から三浦の加登邸までは10分と超快適でした。御前崎からは遠いけどね。
参加された皆さん、お疲れさまでしたぁ。