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9月30日(火)
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今日のお写真。左から、一宮(テイクオフ=TAKA)。一松。東浪見。右端、東浪見(餌探し=小鳥)。
朝7時半、いち早く海をチェックしていたTAKA(釜口プロ)から電話が鳴る。「一宮のTバーの横がいい感じだよ」って。僕とJUNは直ぐに家を出た。ビーチに着くと既にセッティングを済ませていたTAKAが海に出ようとしていた。テトラの横のカレント(沖だし)を使ってアウトに向かう。直ぐにセットを捕まえてテイクオフ。オーバーヘッドサイズのグーフィーを綺麗に乗り継いだ。うまい!。朝一のライディングだっていうのに体をフルに動かした後のようなライディングを見せる。さすがにワールドワイドな動きだ。しかし、一本乗ってくるとカレントが速い為、いったんビーチに上がって元の位置まで戻らなくてはならない。3本ぐらい乗ってTAKAは上がってきた。JUNが東浪見、一松をチェックしに行く。結局、一松がいいとの情報で移動することにした。
到着して直ぐにセッティングを始める。今度もTバーの脇をすり抜けるようにアウトに向かう。しかし、風向きが北西に振れ、ストレートオフショアに近くなった。何本か乗るものの、上手く波を捕まえることはできない。俺らは、なかば諦めモードになっていた。風もすっかり落ち、再び一宮でサーフィンをすることになった。※写真左。
午後になると、再び風が上がり始める。風も冷たくなってきた。冬型のような乾燥した風が吹き荒れ始めた。しかし、一宮では風向きがオフ過ぎてアウトに出ることができなかった。一松に再び移動。が、どう考えても出れそうもない。最後に東浪見をチェックしてダメなら諦めようということになった。ちなみに東浪見は北西でサイドである。しかし、普段はサーフポイントでウインドで出艇するのは危険である。今日はサーフィンにはクローズコンディションだった。ただ、最後の最後にここは乗れるポイントだった。風は十分に入っていた。僕は5.5uSOに8'6"Billでアウトに向かう。何とかすんなりアウトに出れた。波のサイズは頭から頭半。スーパーグーフィーが炸裂していた。しかし、インサイドまで乗ってくると、オフショアの為にゲディングアウトで何回も捕まる。でも、諦めずに繰り返していると風が入る瞬間がある。相当巻かれて、相当辛かったけど、心底楽しかった。辛いのと楽しいのは本当に紙一重である。終盤、波の歩調に僕のライディングがシンクロした。ここ最近の中では最高の波だった。ただ、何度も何度もアウトに向かうことだけを考えて、乗りまくった。何かにトリつかれたように。夕陽が傾き、空がオレンジ色になりかけた頃、僕は力尽きた。もう体が動かなかった。よく巻かれたよ。何回泳いだことか。今日は粘り勝ちだった。夕方5時のサイレンとともに僕は外房をあとにした。空は綺麗に夕焼けし、遠くに富士山まで拝むことができた。もう、冬はそこまでやって来ているね。ドライスーツ、オーダーしなくちゃ。HIDE
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